金曜日

店内ディスプレイ Spring/Summer バージョン

今日は店内にディスプレイ中のドレスをご紹介します


こちらは以前 Kazuhiko Tomiyama によってデザインされたドレスです。
ベースはチュールという素材でできたショート丈のドレス、蝶は特殊加工されたレザー調の素材を使用。

このドレスはベースのドレスからほとんどが手作業で作られています。
この蝶も、素材をカットするところから、職人の手によって約200羽もの蝶を一枚一枚細かいラインまで丁寧にカット。機械を使わずに手作業でカットされています。

ディスプレイ用にスカートの内側から照明を当てており、蝶が浮かび上がり、ドレスの周りを舞っているかのように見えてとても幻想的です。





Design By Kazuhiko Tomiyama






さらに、サイズの大きい蝶には、細かい柄が刺繍されています。専用の刺繍機を使い銀糸で刺繍をしていますが、銀糸は糸が切れやすいなどコントロールが難しく納得がいくまで何度も試作が繰り返されました。とても複雑な柄で一枚あたり1時間半もかかりました。。。

しかし、とても美しい仕上がりになっています。
この一着のドレスを作るのにたくさんの時間や職人の方たちが関わりました。今、工場で簡単に大量生産できる時代、このように妥協を許さず、情熱を持って作られたこの世でこの1点しか存在しない貴重なドレス。実は数年前にデザインされていますが、今でも、そしてこれからも廃れる事はないでしょう。





もう少しの間ユナイテッドクレイミーの店内にディスプレイしておきますので、ぜひ間近でご覧になってみて下さい。